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2023.10.22

【PMS でイライラが止まらない】生理前が辛い時に確認したいこと①

 

こんにちは!

京都市 南区 地下鉄 九条駅から徒歩3分にある女性のお悩み専門パーソナルトレーニングジム Cocofull(ココフル)の横井です!

 

生理前のイライラ・涙が出る・ネガティブになる など 気分の波に振り回されて、

もっと毎月穏やかに過ごしたいのに…と悩んでいませんか??

そんな方に向けて、生理前の1週間を今よりも穏やかに過ごす為のカラダ作りの記事を書きました!

この記事を読めば、生理前にメンタルが乱れてしまう理由が理解できます。

————————————
・生理前になると彼氏や旦那さんにイライラして喧嘩しちゃう…
・急にネガティブが止まらなくて涙が出てくる
・甘いものを食べると落ち着くから暴食しちゃう
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この記事のシリーズでお伝えする「メンタルを安定させる為の知識と方法」を実践すれば、今よりも生理前を穏やかに過ごせて、自分のことを大切にできるようになります。

なぜなら、実際に私もカラダの働きを理解し、実践して行くことで昔よりも遥かに生きやすくなったからです。

 

 

今回は、PMSと関係することについてお話ししていきます。

PMSってなに?

まず、PMSの説明を簡単に。。。

月経前3〜10日間の黄体期の間に続く精神的あるいは身体的症状で、月経発来とともに減退・消失するもの

 

と言われています。

症状は、

イライラ、怒りっぽい、抑うつ状態、乳房痛、頭痛、浮腫 などなど…

 

人によって症状が違ったり、酷さは変わってきます。

この中でも、特に精神症状が強いものを

 

PMDD と言います。

月経前に精神症状が強く、日常生活に支障をきたすもの。普段は鬱症状のない方に月経開始数日前から症状が現れ、月経開始から数日後には消失する

【症状】

絶望感に囚われる、涙が出てくる、涙が止まらない、イライラ、怒りっぽい、攻撃的になる など

 

 

 

生理前の症状

先程あげたものの他にも様々な不調や症状が!!!

 

体重の増加、食欲爆発、やる気がなくなる、甘いものが食べたくなる、永遠に眠い、お腹が疼く、お腹に浮き輪がつく(浮き輪肉)

(⚠︎個人差があります)

 

PMSはなぜ起こる?

明確に原因とされていることはなく、

・エストロゲンとプロゲステロンの不均衡

・中枢ホルモン以上

・精神的葛藤

・自律神経機能の変動

 

と考えられています。

何かこれといった原因がないということは、もしかしたらPMSをコントロールすることもできるのかも??

 

女性ホルモンの変動

生理は、エストロゲンというホルモンとプロゲステロンというホルモンの変動によって起こります。

 

 

エストロゲン

・出産に向けて子宮の膜を分厚くしていく

・インスリン感受性を高める

(インスリンの効きが良くなる)

プロゲステロン

・分厚くなった子宮の膜を維持する

・インスリン抵抗性がある

(インスリンの効きが低下する)

 

このふたつのホルモンは、妊娠が成立しないと徐々に減少していきます。

そうすると膜を維持出来なくなるので、生理の出血として体から排出されます。

 

そして注目したいのがインスリン感受性インスリン抵抗性

 

簡単に表すと、

インスリン感受性=インスリンが分泌された時の糖への反応

インスリン抵抗性=インスリンの効きが鈍くなる

インスリンというのは、血液中の糖(食事からの糖)をエネルギーとして細胞に取り込む働きをしてくれるホルモンです。

糖質が食事から取り込まれて消化吸収され血液中に運ばれると、膵臓からインスリンが分泌され、

細胞にある受容体という受け皿にくっ付きます。そうすると血管中の糖が細胞の中に取り込まれて血糖値が下がるということが起こります!

 

インスリンが効くイメージ💡

 

インスリンの効きが鈍くなってしまうと、食後に血糖値が緩やかに下がらず、一気に上がって一気に下がる

なんてことが起こりやすくなります。。。

 

結果的に低血糖状態に。。。

 

 

PMSと血糖値の関係

実は、生理前のメンタルの乱れには、血糖値が関係している事があります!

 

血糖値は、血液中の糖(ブドウ糖)の濃度です。

健常な人では、空腹時で80〜100mg/dlほどで、食後は上昇します。

血糖値が上がったときに血糖値を下げてくれるのは インスリン

逆に血糖値が下がりすぎた時に血糖値を上げてくれるのが、

アドレナリン・グルカゴン・成長ホルモン・コルチゾールです。

 

 

本来は、食事によって血糖値が上がったら、

生理前には、プロゲステロンの分泌が増え、インスリンの効きが落ちてしまいます

 

 

ということは、

食事から糖が入ってきた時、(特に糖の処理能力を超えた量の糖が入ってきた時)

糖が入ってきたのに、インスリン全然効かねぇ!糖が取り込めないから血糖値高いままになっちゃう!!

もっとインスリン出さないと!

ということで、インスリンがたくさん出てしまいます。

 

そうすると、本来必要な量以上にインスリンが出てしまい、一気に糖が取り込まれて、

 

急激に血糖値が下がってしまいます。(血糖値の乱高下)

 

 

 

↑こんな状態

 

そこで血糖値が下がり続けると命の危機なので、血糖値を上げる為にホルモンが分泌されます。

その中の1つが

 

アドレナリン

 

 

アドレナリンは集中したり覚醒しるために分泌されますが、体内で過剰になってしまうと

 

イライラ抑うつ状態

 

が起こってしまいます。

 

低血糖状態が日常で繰り返されるとこんな症状が起こることがあるとされています。

 

(引用)低血糖症と精神疾患治療の手引

低血糖症における身体的症状

手足の冷え、呼吸が浅い、目の奥が痛む、動悸がする、頻脈、狭心痛、手足の筋肉の痙攣、失神発作、

月経前症候群(PMS)、手指の震え、締め付けられる頭痛や偏頭痛、発汗、顔面蒼白、体重減少、胸痛、

便秘、立ちくらみ、めまい、ふらつき、意識障害、痙攣

日光が眩しい、甘いものが無性に食べたい、胃腸が弱い、口臭、ため息、生あくび、異常な疲労感、

起床時の疲れ、昼食後の眠たさ、集中力の欠如、物忘れがひどい、目のかすみ、眼球の痛み

 

こんな症状に心当たりはないですか??

 

これは、低血糖状態が繰り返されることでアドレナリンが体内で過剰になり交感神経が優位な状態になることで起こります。

 

ところで、この低血糖ってなんなのか??こちらは次回に書きたいと思います!!

私は大丈夫!って思っていても、知っておいて損はないはずなので、次回の記事もぜひ読んでください!

 

まとめ

 

・生理前の期間は血糖値が乱れやすい

・血糖値が下がりすぎると血糖値を上げるホルモンであるアドレナリンが分泌される

・アドレナリンが過剰になると様々な症状が出やすくなる

 

最後までお読みいただき有り難うございました!

 

 

 

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